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妊娠体質1-1

 ►妊娠体質・・・

 不妊症といっても原因はさまざまです。分子整合栄養では、原因不明不妊症と栄養が関係しているのでは?と考えています。ここでは、 よくある不妊症の原因についてまとめましたので、簡単に説明します。

 1.排卵因子
  ① 中枢性:ストレス、ダイエット、過度の肥満、甲状腺機能異常や下垂体腫瘍などによって脳から卵巣へのホルモンの指令がうまくいかないために排卵しない。
 
  ② 卵巣機能低下・加齢などによって卵巣機能が低下し排卵できない。
 
  ③ チョコレート嚢胞・卵巣内にできた子宮内膜症によって卵巣内で月経血がたまり、卵巣が腫れる病気。たまった血液がチョコレート状のためチョコレート嚢胞と呼ばれる。チョコレート嚢胞が邪魔をして採卵がうまくできない。

  ④ 多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)・卵巣内に卵胞がたくさんでき、卵巣の外側の壁が厚くなって採卵しにくくなる病気(原因は不明とされていますが、インスリン抵抗性や栄養欠損などが関与しているのではないかと分子整合栄養医学では考えています。)
 
  ⑤ 高プロラクチン血症・脳下垂体から分泌されるプロラクチンが過剰に分泌され、採卵の邪魔をする。向精神薬、胃腸薬、ホルモン剤などの薬剤の影響の場合も少なくない。 


2.卵管因子

 卵管癒着 受精卵が子宮におりてくる通り道である卵管が閉塞すること。性感染症であるクラミジア感染が一番の原因。その他、子宮内膜症や腹腔内手術による卵管周囲の癒看などによる。


3.着床因子

 受精卵が子宮内膜にうまく着床できないため。子宮腺筋症(子宮内膜症が子宮の筋層内にできたもの)、子宮筋腫、子宮奇形、流産や人工妊娠中絶の手術などによる癒着や子宮内膜の分泌性変化が十分に起こらないこと(内膜が分厚くならない)などが原因。


4.頸管因子

 ①子宮頚管の粘液の分泌が不十分なことによる。排卵前に分泌が増える子宮頚管粘液には精子の運動を促進し通過しやすくする作用がある。

 ②抗精子抗体:女性の体が精子を異物と判断し、精子の運動を止める抗体をつくる免疫異常。


5.男性因子
 精子の数が少ない、運動率が悪い、ED(勃起不全)などの男性側の問題。不妊原因の30%ほどを占めているので、男性側のチェックも重要。

6.機能性
 きちんと排卵もし、不妊検査をしても卵管、子宮、精子などに特に異常を認めないもの。いわゆる「原因不明」の不妊症で不妊原因の20%ほどを占めるといわれており、「機能性不妊症」や「原因不明不妊症」ともいわれている。原因不明なので、一般の不妊治療では有効な治療方法がないと考えられ、仕方なく体外受精や顕微授精などの治療を受けている方が多い。

 『妊娠体質になりたい人は肉を食べないさい  森谷宜朋 著』
CCCメディアハウスより引用

 

 ►原因不明不妊症

 880f22f2181937c5937e1a2ea7f分子整合栄養医学では、機能性不妊、いわゆる、「原因不明不妊症」の原因は栄養不足が主な原因と考えています。妊娠しにくい原因が「栄養不足」だといわれても、すぐには納得できない方がかなりいらっしゃるのではないかと思います。不妊で産婦人科を受診しても、産婦人科医から栄養不足を指摘された方は皆無だと思いますで、納得できなくても無理はありません。

 

 「原因不明不妊症」と栄養不足がどのような関係があるのかについて、排卵や着床の仕組みなどを解説しながら、順次説明していきたいと思います。

 

 ►コレステロールと妊娠体質

 自然妊娠するためにはまず排卵がないといけません。排卵するには、脳の下垂体からFSH(卵胞刺激ホルモン)やLH(黄体形成ホルモン)の適切な分泌が必要ですが、これらのホルモンの材料はタン白質です。

 また卵巣から分泌されるエストロゲンも排卵に必要なホルモンですが、エストロゲンはコレステロー要なホルモンですが、エストロゲンはコレステロールを材料とします。

 排卵後の卵胞は黄体というものに変化して黄体ホルモン(プロゲステロン)を分泌し、受精卵の着床に備えて子宮内膜を分厚くします。この黄体ホルモンもエストロゲンと同様にコレステロールを材料としています。

 世間ではコレステロールは悪者扱いされており、低ければ低いほど健康にいいと勘違いしている方がたくさんいます。しかし、コレステロールは人間にとって欠かせない成分。卵や肉などの食事由来のコレステロールはわずか2割で、約8割は肝臓で合成されています。 肝臓でコレステロールを合成するためには、卵や肉、魚などの動物性のタン白質が必要です。ですから、妊娠力を高め、妊娠体質になるためには、動物性タン白質をしっかり摂取し、総コレステロール値を250mgくらいにすることが、一つの目標とも考えられています。

 

 

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 ►妊娠体質へ・・・女性の栄養状態を把握する血液検査

※フェリチンが測定できます。
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