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  ドーズレスポンス

ドーズレスポンスカーブという曲線グラフがあります。
直訳すると「用量と反応の曲線」となります。投与した量(ドーズ)に対してどれだけ反応(レスポンス)が起こるか?示したグラフです。

ドーズレスポンスカーブとは

量と効果の関係を示しているため、栄養素を治療・症状改善・データ改善を目的に投与する際に必要となる『量を依存』を現したグラフで、分子整合栄養医学の基本的な考え方です。

分子整合栄養医学では

栄養投与(摂取)は、少量ではほとんど効果がなく、ある一定量を投入して初めて効果があると、説明しています。
要するに栄養をちびちびとっても効果はなく、効果を得たいのならがっつり、しっかりとりましょうという事です。

ドーズレスポンスのたとえ話でよく用いられるのが、枯れかけている植物にスポイトで水を垂らしても意味がなく。「ジョウロでたっぷり水を上げましょう」という話があります。

サプリメントやビタミンの効果が出る量にはある閾値(しきいち)があり、その値を超えてとらないと効果がない。と言われています。

サプリメントをとっているがいまいち効果が体感できないという人は摂取量がレスポンス量に至ってないケースがよくあります。

血液検査からドーズを見つける

血液検査から医師があなたの量(ドーズ)をある程度解析が可能です。量が分かれば、反応は起きてくるはずです。

サプリメントを飲んでも効果がない場合は、量が少ないかもしれません。

ただし、量を飲むのは、なかなか大変な事です。

ドーズレスポンスが継続できない理由

◻︎予算
◻︎サプリ、カプセルが苦手で飲めない

上記に該当する場合は、少しずつできる範囲から摂取していきましょう。

ドーズレスポンスがうまくいかない理由

栄養摂取をレスポンス量飲んでも効果、反応がでにくい方の特徴

◻︎消化器の問題(ピロリ感染・SIBO・腸内細菌等)
◻︎慢性炎症がある
◻︎重度の副腎疲労
◻︎重金属トラブル

上記に該当する場合は、通常よりも栄養需要は高く、栄養摂取を継続する必要があります。分子整合栄養医学に理解のある医師と相談しながら栄養摂取量・頻度を決めていきましょう。

ドーズレスポンスで使用できるサプリメント

ドーズレスポンスは、食事摂取基準を遥かに超えた栄養摂取量になります。ドーズレスポンスを目次にサプリメントを摂取する際は、サプリメントメーカー、販売店にサプリメントの製品コンセプトの確認が必要です。

ドーズレスポンスでのポイント

◻︎ドーズレスポンスを摂取し続けて良い製品・設計か?
◻︎ドーズレスポンスを摂取し続けて申し込み過剰症、添加物リスク、臓器負担リスクはない製品か?
◻︎ドーズレスポンスでの使用実績、研究実績があるか?
◻︎ドーズレスポンスについて相談できる医師、医療機関があるか?

とても細かいことですが、サプリメントを治療・症状改善・データ改善を目的に投与する場合は、必ず確認しなくてはいけない事になります。身体に入れるものです。食事摂取基準の範囲を超えて摂取するに耐え得る製品なのか?は重要です。